2018年12月29日土曜日

11月24日

町田シンポ「市民&野党 さようなら安倍政権」に500
立民手塚-共産吉良-国民伊藤の3議員参加
11月24日、まちだ市民連合は「市民と各野党が一同に集まり、野党の共闘と安倍政権の退陣を!」の立場でシンポジウムを開催し、500人が参加しました。 
最初に 主催者代表・藤井石根さん(明治大学名誉教授)より「政治的無関心が広がり、このままでは民主主義をこわす。民主主義を守るために市民と野党は共闘しよう。今の安倍政治に終止符を打とう」との開会挨拶。茨城から駆けつけた二見伸明元公明党副委員長は「公明党はもう平和の党でも福祉の党でもなくなってしまった。自公を分断するには一つの党では出来ない。野党は結束して次の参院選に勝とう」との連帯の挨拶があり、会場から盛んな拍手で応えました。
  次に市民から、「町田南地域九条の会」はニュースが61号になった等、「九条町田」からはカメジローの上映等の報告。「さよなら原発町田の会」は、11年からの月例署名活動は82回、今後も続ける決意表明。「原発事故を考える町田市民の会」は学びつつ活動しているとの発言。 
清水竹人桜美林大学教授は、「桜美林大学は平和憲法と同時期に設立された。平和と民主主義を守るためには闘わなければならない。政治は与えられたものではない。私たちが力をつけていくべきだし、野党がひ弱なら国民が育てよう」と 国民主権を強調する訴えは 私たちの胸にひびきました。
山本太郎参議院議員、糸数けいこ参議院議員氏からの「共に頑張ろう」との 力強いメッセージに 参加者全員が大きな拍手で応えました。

後半のシンポジウムでは、コーディネーターの山口二郎法政大学教授より「ウソで都合の良い政策を続ける安倍政権は、今や内政・外交とも八方手詰まりで暴走を続け、国会のチェック機能がきかない。独裁と戦争反対、個人の尊厳を尊重する『リベラル』として、野党は統一し本気で闘うべき」との話があり、その後、手塚よしお立憲民主党衆院議員、吉良よし子共産党参院議員、伊藤しゅんすけ国民民主党衆院議員に、①臨時国会をいかに闘っているか②参議院選にどう臨むか③野党共闘についての三つの質問。順に発言しました。
 
手塚よしお議員 
①都連副会長をしている。安倍政権は国会召集が遅いのに外遊ばかりで国会のあり方を無視。その上 入管法の中身はスカスカなのに期限内におし通そうとしている。
②参院選では 東京で2名たてたい。自公の三分の二を壊す。「消費税増税に反対」で、党が検討中。
③政策をはっきりさせアピールすべき。財源も含めた準備も必要。枝野氏が米国サンダース氏に会いに行ったのもその一環。政策では大同小異はあるが、野党は いかにゆるやかにまとまるかだ。

吉良よし子議員
①安倍内閣の横暴を許さない。国会内で野党は共闘している。偽造・ねつ造・安倍晋三と言っている。
②憲法改悪阻止。消費税増税ストップ。増税すれば景気が落ち込むのは自明の理。ブラック企業を追及していく。個人の尊厳、国民の生活を守っていく政策が必要。
③野党共闘は必要。安倍政権を倒すため、あきらめないで声を上げ続けよう。手をつなぐ人を増やそう。

伊藤しゅんすけ議員 
①安倍政権は不透明な政治をしている。一貫して自民党に代わる政治をめざす。憲法は専守防衛のスタンス。
②参院選では消費税もあるが、 反原発や復興税、自然エネルギーを中心としたエネルギー政策の推進を訴える。議員歳費削減、身を切る改革をしたいし、自分は被災地に募金をしている。他党とも協力して自公の三分の二を壊し、ねじれにする。
③政権交代をめざす受け皿になるよう努力したい。

幅広く 盛りだくさんで、市民、野党の発言に 熱意を感じた会でした。
3党の議員の発言では、「安倍政権に反対し、憲法や国民生活を守る」そのためには「野党共闘が必要」の点では、意見が一致していました。市民と野党の共闘の必要性を確信させる会であったし、舞台下の参加者の大きな拍手は それを望み後押しするという 自分たちの役割を表したものだったと思います。
問題は山積していても「最初の一歩」がスタートした良い集会になりました。 
町田革新懇事務局長 千田昇

2018年11月16日金曜日

11月6日 中野区革新懇講演会

安倍改憲は阻止できる!渡辺治講演に100
116日、革新懇主催・11団体協賛の渡辺治・一橋大学名誉教授の講演会には雨の中100人が参加。
「昨年53日の改憲提言は、公明党を取り込むために、公明党大会の憲法9条1項、2項堅持「自衛隊の存在の明記」などをそのままパクって、自衛隊「加憲」の方法を選んだ。しかも維新を取り込むために教育の無償化などのアメを盛り込んだ。
自衛隊を憲法に明記した場合、戦争法が合憲化され、全面的な発動が可能、米軍の軍事行動への加担がいっそう進む。9条1項、2項が死文化し歯止めがなくなる。「海外で人を殺さない」自衛隊でなくなる。9条だけでなく憲法全体が変質し「戦争をする国」化する。国民の暮らしに重大な影響が生じる。憲法は戦争を予定していないので軍に関する法律がない。だから緊急事態も、軍の刑法も、軍法会議も、軍事秘密保護法もない。もし自衛隊が憲法に明記されれば、それらの法律が作られ、戦時中のような状況が作られる。緊急事態条項と自衛隊明記がセットになれば、市民の自由を弾圧し戦争に動員する体制が作られる。
これから、11月下旬には憲法審査会に自民党の改憲案を出して議論、来年の通常国会で公明、維新を巻き込んだ改憲原案提出、改憲発議をめざす。これができなければ再度来年参院選で3分の2の確保を狙うことなどが、想定されるが、大きなハードルがある。4月にはいっせい地方選挙、4月末には天皇の退位と5月1日の新天皇の即位、7月には参院選挙。発議のカギを握る公明党は選挙前に改憲提案することに消極的。沖縄県知事選で敗北したことも大きな打撃になっている。野党の分断を許さず、市民と野党の共闘を進めることができれば、改憲発議も参院選での32の確保も不可能になる。安倍改憲を許さないために、臨時国会で改憲論議に踏み込ませない、通所国会で改憲発議をさせない、来年の参院選で3分の2を阻止し、安倍の息の根を止める。そのためには与野党を問わず地元の国会議員に働きかける。議員は想像以上に有権者の声を気にしている。選挙に勝つためには野党は共闘するしかないことを徹底して議員に働きかける。3000万署名をあらためて重視し、働きかけを強める。駅頭だけでなく個別訪問をし対話を。」渡辺さんの熱弁に熱心に聞き入りました。

11月7日 北区

北区革新懇呼びかけ「オール沖縄」連帯のつどい 
米軍が最も恐れた男カメジロー上映会に702
117日、赤羽会館講堂で「米軍が最も恐れた男ーその名はカメジロー」上映会と「オール沖縄」連帯のつどいが開催され、上映会に702名、連帯のつどいに120名が参加しました。「その名はカメジロー」は沖縄県民の英雄、瀬長亀次郎さん(沖縄人民党)の不屈の半生を感動的に描いたドキュメンタリー映画です。この上映会は北区革新懇が呼びかけて実行委員会を発足させ、個人111名の呼びかけ人(実行委員)と賛同団体に19組織が名を連ね、沖縄タイムズ社・琉球新報社が協賛しました。

「オール沖縄」連帯のつどいは俳優・右田隆さんの一人芝居「9条への生還」と報道カメラマン・嬉野京子さんの記念講演「沖縄を語る」で構成しました。この企画は「オール沖縄」連帯のつどいにふさわしい内容として、どちらも参加者の胸に響いたと思います。映画「カメジロー」も評判通りの素晴らしい映画で、観た人に感銘を与えるものでした。参加者からは「自分は行けなかったのですが、すごく良かったと友達がとても喜んでいました。」「沖縄の歴史とオール沖縄に学ぶ時宜にかなった意義深い取り組みでした」「9条を守る大切さを実感しました。今の沖縄についても触れられるともっと良かった」、視覚障害の方は「映画は良く見えなくて残念だったけど右田さんの一人芝居は良かった。ありがとうございました」など積極的な感想が寄せられました。


11月2日 練馬

前川喜平さんの講演会に600 
  10月望月衣塑子さんに続き、元文科省事務次官の前川喜平さんの講演会が112日、同じ練馬文化センター小ホール(600)を一杯にしました。主催は、都教組練馬支部、教職員組合らしく、練馬で来年10周年を迎える「練馬ぞうれっしゃ合唱団」の合唱で始まり、最後は前川さんと一緒の「民衆の歌」の大合唱で締めくくるものでした。 
いま話題の前川さんが講師ということで、元教育委員や組合員以外の教員・OBなども参加していたと話題になっています。日本国憲法、中でも第13条の個人の尊重を大事にすることや旧教育基本法の改正に反対だったことなどを始め、今回の改訂学習指導要領の道徳教育の教科化や小学校での英語教育への批判など、日頃現場にいて矛盾を感じている問題について明快に述べられ、またこれだけ教員の長時間過密労働が問題になっているのに、新学習指導要領で授業時間の増加に見合う教員の増員がされていないなど、鋭い指摘に溜飲の下がる思いがしたとの教員からの感想も寄せられました。あるベテラン教師からは、働き過ぎにさせられている現状に「やらない勇気、頑張らない勇気」を持たないといけないと思ったとの感想も寄せられました。

2018年8月30日木曜日

危険なオスプレイは住宅密集地を飛ぶな!学校上空を飛ぶな!

アメリカ本土では許されないオスプレイの住宅密集地での訓練を、日本・東京・横田でもやってはならない!!
オスプレイ反対東京連絡会が記念講演と総会
80数名参加  8月27日
寉田さん発言「オスプレイが4月に突然横田に来たが、その後6月韓国に行っていたようだ。6月23日、本格的な、とんでもない訓練をしている。西多摩の会は、安倍首相と米軍に抗議した。横田座り込みなどもがんばるが、さらに世論を広げるたたかいにしていこう」
磯崎さん発言「日常的に、日野は、オスプレイやその他の軍用機が多く飛んでいる。オスプレイが夜間旋回訓練をやっている。8月4日にオスプレイ来るな!のパレードを行った。10月3日にも集会・パレードを予定している。それぞれの地方議会を動かす必要がある。それらの取り組みを横に広げる交流など行うようにしたい」
菅原さん閉会挨拶「10月27日(土)午後1時30分福生市の多摩川中央公園でのオスプレイは横田にも日本にも配備許さない!大集会を成功させましょう!今日の小柴さんの講演で明らかになったように、アメリカの新しい戦争は特殊作戦で、その中心がCV22オスプレイである。今、安倍内閣が9条を変えて自衛隊を軍隊にしようとしているが、軍隊は本当に国民を守るのか?沖縄戦では、日本軍は県民を見捨てた。県民死亡94000人で、軍人の死亡は65000人。住民の方が多く死んでいる。オスプレイや米軍は日本を守ることはあり得ない」
             

2018年8月27日月曜日

8月26日

日野革新懇 沖縄知事選現地支援に
現在6人、10人めざす 
映画「OKINAWA1965」上映会200
「沖縄県民の怒りは、私たちの怒り」 日野革新懇が主催し、市民九条の会など9団体の協賛で26日におこなった「OKINAWA1965」上映会には、会場いっぱいの200人が参加しました。
急逝された翁長知事の遺志を受け継いで、辺野古新基地建設をやめさせたいとの思いが、大きく広がっていることを示しました。
高齢者とともに、関心を持つ若い方の参加もありました。市民演劇集団《劇団ひの》の俳優や子役の皆さんも12月公演の「太陽の子」にむけた学習として参加してくれました。「沖縄は今もたたかっていることがとても分かった」(10)、「少女引き殺し事件や基地、沖縄の人たちの思いなど全く知りませんでしたが、いい勉強になったなと思います」(16)、「暴力や武力をふるわない闘いだから前進することがよくわかりました」(69)などの感想が寄せられました。
上映の後、日野革新懇の磯崎事務局長が、7万人が台風接近のなか結集した県民大会に参加したことを報告し、来たるべき県知事選挙が「辺野古新基地建設を押しつける安倍政権との真正面からの闘いであり、戦争のための新基地建設を許さない、地方自治と民主主義を守る全国民的な闘いです」と、選挙ボランティアの派遣など支援を訴えました。
終了後、派遣カンパが続々と寄せられ、大口も含めて9240円があつまりました。日野革新懇からは、917日から20日まで4日間の現地支援ボランティアに現在6人が参加予定で、さらに参加者と募金を呼びかけ、10人ぐらいで行きたいと思います。自薦他薦をお願いします。派遣費用は一人約6万円、合わせて50万円ぐらいになりますが、その半額はカンパで賄い、自己負担を減らして参加者を増やしたいと思います。都合で選挙支援に参加できないのでと、大口カンパも3万円、5千円と寄せられています。(日野革新懇 磯崎四郎)

2018年7月28日土曜日

安倍9条改憲NO!三多摩市民アクション
9条改憲NO!活動交流集会 11地域32人
激しいせめぎ合いの今、対話し3000万集めることがカギ
吉田健一弁護士の開会挨拶
 
長尾ゆりさんの情勢報告1
長尾ゆりさんの情勢報告2
山口真美弁護士のまとめ
725日、三多摩革新懇も事務局の「安倍9条改憲NO!三多摩市民アクション」は、立川女性総合センターで、「9条改憲NO!活動交流集会」を開催しました。安倍政権が、秋の臨時国会での改憲発議をあきらめていない状況のもと、この秋が正念場であるとの位置づけで開催されました。12地域、5団体、32人が参加。はじめに、吉田健一弁護士が、これまでの署名活動の教訓を出し合い、この秋3000万署名をやり切って改憲の息の根を止めましょう、と開会挨拶。続いて憲法共同センターの長尾ゆりさんが情勢報告。昨年98日の3000万署名キック オフ集会からの取り組み、改憲勢力のスケジュールを大きく狂わせたたたかい、署名が改憲阻止・安倍内閣退陣への力であるとし、より広い市民と語り合い、学びあうこと、これを通して行動に参加する人を増やすことが大事だと指摘。あらゆる団体への働きかけ、対話・署名を広く大きく進めようと提起。激しいせめぎあいの今、本当に3000万人から集めきることが改憲を止める最大の保証だと強調。ついで、三多摩市民アクション事務局から、事前アンケートの報告。当日報告も含め、13地域からの状況が報告されました。以下7人が発言。(上写真は開会挨拶の吉田弁護士。右は長尾さん)
〇府中・丹野さん 7月20日の集約で20815筆(6万目標)。けやき並木通りで、うたや楽器の演奏もしながら楽しく署名を集めている。学習して、態勢を立て直して、もう一回意思統一しなおしてがんばらないと。
〇八王子・村田さん 宣伝カーを回し、戸別訪問など行っている。3000万署名とヒバクシャ国際署名を集めている。祭りのときはかき入れ時。ハンドマイクをやめて、語りかけようと。コツは、署名簿とビラを持ち、身一つで訴える。5人以上のグループには声をかけない、カップルや家族連れが良い。祭りに溶け込み楽しみながらやることが大事。
〇東久留米・倉本さん 6月末11807筆。署名は、「戦争いやだ!声をあげよう実行委員会」で集約することにしている。対話することが大事。駅頭や団地訪問で署名。年金者組合などは木曜日までに署名用紙と要請手紙を入れて土曜に全戸訪問している。1回で100対話くらい。
〇日野・安東さん 市内の10地域と団体が動いている。中学・高校・大学同窓生など過去のつながりで手紙を出し署名をお願いしている。400筆集めている人も。音信不通になっていた人にもお願いしたら、富山の同級生からは630筆が届けられた。この行動参加者を100人に広げたい。727日市民アクション賛同者会議でアピールを出す。
〇国分寺・増島さん 3万目標で今13000.大学ではかつての勝共連合などの悪影響が発端となり、当局が規制し新入生に署名しないようにという注意をしているようだ。このために、友達と一緒にいるところでは冷たい反応を示す。戸別訪問では、簡単ではないが、教えてほしい、考えるなどの対話ができる。いきなり「署名を集めに来ました」の紋切り型でなく、糸口を考える必要がある。災害の真最中に赤坂自民亭で酒盛り、過労死家族の会とは会わず財界と会う首相、災害救助用レッドサラマンダーが、オスプレイや1000憶円以上のイージスアショアで何台買えるのかというような話が対話になる。
〇宗教者・奥田さん 家庭新聞を発行し220人に配布。それを含め500人に3000万署名訴えの手紙。署名の相手として、だめだという人はいない。垣根はない。
〇小金井・吉武さん 現在11800筆。警察の上級幹部社宅に署名に入って不当逮捕されたが多くの皆さんの署名や団体署名、抗議行動、市議会の意見書採択などで起訴させなかった。今後、五十嵐仁氏・前川喜平氏・山田朗氏を招き学習会を行い、臨時国会の山場ではキャンドルデモを予定している。
山口真美弁護士がまとめと閉会挨拶。「『国民の国民による国民のための政治なのか、安倍の安倍による安倍のための政治なのか』が突きつけられている。財界、右翼、お友達を大事にする安倍の正体を国民に明らかにし共感を広げる。不正への怒りを力にして、平和への思いを力にして3000
署名を、総力戦の覚悟でがんばりましょう」。 

2018年7月24日火曜日

新都心飛行ルート問題
道理のない危険な計画中止求め10万人署名へー 「東京連絡会」が呼びかけ 
羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会共同代表 
               松橋隆司 
国土交通省は、2020年までに、羽田空港の国際線を増便するため、新たらしく都心低空飛行コースを計画しています。これは、環境と安全を考慮して「海から入り海へ出る」というこれまでの現行飛行コースを180度転換する計画です。新コース下の東京各区やさいたま市、川崎市で、計画中止や撤回を求める市民団体が次つぎ結成され、運動が首都圏全体に広がっています。   
海上を最大限利用する現在の飛行コースは、約40年前、大田や品川、江戸川各区で、飛行騒音や事故の不安に悩まされた住民が立ち上がり、自治体を動かし、国に約束させたことによるものです。川崎市でもコンビナート上空を飛ばさないことを原則とする約束の文書が交わされています。
国交省は、訪日観光客を2020年に4000万人の目標を掲げ、羽田空港では20年までに年4万回の増便を計画。そのためには現行の「海上利用は、技術的限界がある」と、都心ルートを計画。自治体・住民との約束をことごとく反故(ほご)にし、危険な計画を実行する構えです。
「訪日観光客の増加のためというなら、地方空港の活用をもっと考えるべきだ。98もある空港の多くは赤字で、経営改善にも役立つ」「関西国際空港や中部国際空港は羽田の増便数を受け入れるだけの余裕もある」などと、住民は反論してきました。
計画によると、新都心コーは、南風時の午後3時から7時まで、羽田へ向かう着陸機が埼玉、板橋、豊島から品川方面へ、1時間当たり44便が、1~2分の間隔で飛来します。大井町駅上空では、東京タワーより低い300㍍、地下鉄車内並みの80デシベルの騒音になります。
北風時は、毎日8時間半にわたり、離陸機が2~3分に1機の割合で荒川沿いの江東区や江戸川区上空へ1000㍍前後で飛来します。現行では陸域を飛ぶときは、1800㍍以上とする原則も破られることになります。
問題は、騒音だけではありません。国交省に報告のあった機体の部品脱落件数は、昨年11月からの半年間で実に219件に上ります。今年5月には熊本空港を離陸した日航機のエンジンが損傷、金属片多数が落下し、病院の窓ガラスや、車のフロントガラスなど約10件に被害を与えました。これが、住宅密集地で起きたら「人の命にかかわり、ぞっとする」と新都心コースへの不安が広がっています。
各市区の市民団体は現在、連携組織「東京連絡会」の呼びかけで、計画中止を求める石井啓一国交相あての10万人署名に首都圏全体で取り組んでいます。

2018年6月23日土曜日

最後の訴えに、宇津宮健児、山添拓、永田浩三、中沢誠氏らが駆け付け 6月23日荻窪駅
 杉並区長選、荻窪駅の三浦ゆうや候補の最後の訴えに、宇津宮健児、山添拓、永田浩三、中沢誠氏らが駆け付け、投票率を上げて区民の声が届く区政、公用車の使いまわしをしない区政、住民一人ひとりが個人として尊重されるまち杉並を共につくろうと訴えました。三浦ゆうや候補は、くらし優先の区政、子どもと高齢者の居場所がある杉並をつくります、財源はありますと、熱を込めて訴えました。



                 



2018年6月12日火曜日

6月12日 都議会開会日行動

オスプレイ、豊洲移転、道徳教育、福祉医療問題で訴え
220人参加で624人の請願提出
荻原地評議長挨拶
畔上都議挨拶
道徳教育についての訴え
築地女将さんからの訴え





2018年5月31日木曜日

大島

“語り合う” “語り継ぐ”を大切に
 「平和と憲法を語る大島の会」(九条の会)が呼びかけて結成した、「守ろう平和憲法 大島連絡会」を中心に活動しています。
 大島には駅も繁華街もないので、路上で手作りの旗と横断幕(53日の有明・憲法集会のプラカード・コンクールで入賞!)を立てて街頭宣伝を数回実施しました。
 車椅子に座ってマイクを握った仲間は、80年以上の人生の体験から、平和の尊さを切々と語りました。“大島の宝”『大島憲章』(戦後、日本国憲法に先がけて島民自らの手で作った憲法)を語り、先人たちの平和への熱い思いを引き継いで行こうと訴えた仲間もいました。
 車上から手を振る人、車を止めて話しかけてくる人など、とても良い反応です。行動にはいつも20人前後の仲間が張り切って参加。宣伝と旗持ち以外の人たちは、署名用紙と連絡会が作成したチラシ(3500部の新聞にも折り込み)を手に戸別訪問です。
 はじめ、「署名はしない」と言っていた人が、戦争当時の辛い体験を語り合う中で、「やっぱり平和が一番だね。戦争はイヤだ。署名するよ」と署名に応じるなど、対話しながら署名活動が進められています。
 連絡会では、署名活動を通じて多くの人たちと平和憲法についての対話をすることを大切にして、署名活動の体験交流をしています。有権者の3割にあたる2000筆が目標ですが、53日現在の署名数は1650筆となりました。
 署名数の目標達成と同時に、島民と語り合い、平和への熱い思いを引き継いでいく活動を続けていこうと思います。
        「平和と憲法を語る大島の会」代表 中田 保

日の出

「みんなの力で九条守れ!」
  町中に平和の声を! 
 日の出町は人口一万七千、西多摩郡の小さな町です。駅や繁華街がないので、署名というと地域に入るしか有効な方法がありません。一軒一軒、家々を訪ね歩いてお願いしています。
 署名は昨年9月から毎週日曜日に行っています。公園などに集合して地域を決め、2~3人の組を作り署名用紙と参考資料のチラシ等を持って出発です。チラシは自分たちで切り抜きをコピーしたこともありますが、今は、埼玉平和委員会が作成したものを取り寄せて使わせてもらっています。簡潔にまとめられていて好評です。充分な話はなかなかできないので、手渡ししてくるのは有効だと思います。
 1時間半歩いても1筆、2筆ということもあり、けんもほろろに断られたり、怒鳴られたりする事もあります。
 でも若いママさんに「九条って何ですか」と聞かれ、説明をすると署名してくれたり、別の女性が息子さんご夫婦に勧めてくれる等、家族ぐるみで署名を頂ける事もあります。高齢の方の代筆をさせてもらったこともあります。
 「安倍政権はひどいよね。私達も国会に行こうかと思っているの。放っておくとものが言えなくなりそうだね。」と積極的に応じてくれる方もいました。国会での安倍政権の酷さが報じられてから反応が良くなったと感じています。
 現在、目標3000筆まであと500筆。9月に始めた頃より多くの人が活動に参加しています。署名の説明を自分からする人も増えました。目標達成へ、5月中としていた期限を6月まで延ばして取り組むことにしました。山間部を除く町のほとんどに足を運ぶことになります。九条守れの声を町中に響かせます。         日の出九条の会事務局 丸山タマエ

足立

9条改憲許さず安倍倒すまで署名続けよう 
足立革新懇の3000万署名のとりくみは、加盟団体に対し構成員全員への署名と自ら担い手になって知人、友人、親戚などに訴え署名を広げてもらうよう、繰り返しよびかけています。学習会も大小問わず数多く開くことも呼びかけてきました。足立革新懇は一点共闘組織である「戦争はいやだ!足立憲法学習会実行委員会」、「市民と政治をつなごう!市民連合あだち」と一緒になって署名促進のため駅頭宣伝を重視し月2回程度の宣伝を行い今年に入って10回の宣伝行動を取り組んできました。駅頭宣伝は3040人で超党派の取り組みです。
革新懇参加団体の新婦人は憲法カフエに取り組み、22班で開催しています。20人から10人の人たちの参加です。大谷田地域班では今年2回開催した憲法カフエを力に、647人の署名を集めています。この班では、団地、マンションへの宣伝や一軒一軒総訪問して署名を集めるローラ作戦もみんなで楽しくとりくんでいます。
足立生活と健康を守る会では、独自行動として駅頭での署名活動を15人前後で6回行っています。反応は最近では「安倍は日本の恥だ」などの安倍首相への怒りの声が多くなっています。横断幕やのぼり旗を多く立て参加者が通行人1人1人に話しかけていくことが署名をもらう基本とのことです。ある会員さんは1人で500人もの署名を集めています。この会員さんはいつも署名用紙を持ち歩き知人、友人、顔見知りの人には必ず訴えることにしているといい、団地内でも、こつこつと毎日歩くように努力して署名に取り組んでいますと安倍打倒の意気込みを語っています。
                         足立革新懇事務局長  渡辺康信


2018年5月6日日曜日

進む改憲阻止の取り組み

練馬
21駅一斉宣伝や3000枚のポスターも作成
練馬では、3000万署名の取り組みも、2015年以来続いている「戦争法No!ねりま集会」実行委員会として協力共同して取り組み、実行委員会もこの4月で27回と回を重ねています。
 9条の会もほとんどの地域をカバーする22地域で確立・奮闘しています。
 昨年128日に石神井公園駅での“練馬スタート駅宣”(70人・73筆)を皮切りに、18日成人の日区内5駅頭統一宣伝(161人・183筆)、222日には全21駅頭一斉アクション(193人・310筆)と寒い中ではありましたが、一斉の宣伝行動を大事にして取り組んできました。  
 同時にポスター3000枚も作成、区内各所に張り出しました。(写真参照・他方は9条の会作成のポスターです)
 ようやく気候も良くなった331日には、“安倍9条改憲NO!森友問題真相解明を求める石神井大宣伝行動”と銘打って、土曜昼間の2時間の宣伝行動に約70人が参加し、145筆カンパ1万円という成果でした。この日は、部活の試合帰りの中高校生もこちらの呼びかけに応え、「戦争になれば行くのは若者、学校でもそれは嫌だなって話してるんです」などと、若い人からの署名もあり参加者は励まされました。
 53日憲法集会には、これも恒例となってきていますが、練馬駅周辺で集会・パレードをしてからの参加となります。労働組合と市民との協力・共同の取り組みをさらに発展させていきたいと思います。練馬革新懇 佐藤康尚

日野
「つどい」成功を力に署名と学習ステップアップ

安倍9条改憲NO市民アクションひのが呼びかけた4月15日の「憲法9条守りいかそう市民のつどい」には、593人が参加し大成功しました。

メイン企画の松元ヒロさんのコントは、会場を笑いの渦に巻き込みながら、森友・加計学園疑惑、憲法の平和主義と人権尊重、軍隊を廃止したコスタリカなどを演じました。最後のコント「憲法くん」では、憲法前文を心を込めて語り、「私(憲法くん)をどうするかは、みなさんが決めることです。私はみなさんの私なのですから。私を今日の皆さんに託しましたよ」と締めくくりました。感動と涙が広がる1時間余りのステージでした。
会場の署名コーナーでは、139筆の署名が集まりました。まだ署名していない市民がこんなに参加してくれたことは、「戦争しないと決めた9条をなぜ変える必要があるのでしょうか」「日本がふたたび海外で戦争する国になるのはゴメンです」などと書いたチラシを全戸配布し、街頭宣伝を繰り返し、訪問して参加を最後まで呼びかけた結果です。
つどいでは、「戦争させない平和のネットワークを」と、署名、学習、憲法集会参加の3つを呼びかけました。市民アクション日野が発行した2種類の学習資料5000部は、地域での学習会や署名のお礼に使われています。これをもとに、憲法9条の果たしてきた生きた役割、自衛隊員の本音と戦争法の下での自衛隊の実態、自民党の9条改憲「条文案」の危険を明らかにし、3000万署名への協力を呼びかける新たなカラーチラシ2万枚を発行し、連休明けから署名運動をさらにステップアップさせる予定です。 日野革新懇 磯崎四郎 

昭島
3000万署名の取り組みの現状と課題
全国市民アクションの呼びかけに応え、3000万人署名は、これまで2000万人署名を取り組んできました「戦争立法をゆるさない!総がかり昭島市民の会」で取り組むこととし、参加28団体に協力を呼びかけ取り組みを行ってきました。
毎月一回の代表者による「話し合い」を開催し、4月で44回目を数えます。
毎月3日、19日の昭島駅頭での宣伝署名行動を実施して来ました。行動には3040名が参加しリレートーク、署名行動、東京土建の皆さんは訴えを入れたテッシュを1000セット配布しています。 
集合住宅の全戸訪問作戦も2月、3月、4月と実施してきました。4月の署名の到達は約5000筆で2000万人署名の取り組みに比べると遅れている現状です。引き続き3000万人署名に向けて全力で取り組んでいます。
 昭島革新懇では、21日に18年度の総会を42人が参加して開催。記念講演として五十嵐仁さんの「市民と野党の共闘でアベ9条改憲NO!革新懇の果たすべき役割」について講演をいただきました。ユーモアたっぷりの講演で、参加者からも「これからの運動に確信が得られました」「安倍政権はすぐヤメロの倒閣が重要だ」「昭島革新懇として3000万人署名と横田基地をめぐるオスプレイの配備反対の運動も重視しょう」と寄せられています。
424日、他団体と共同してオスプレイ横田配備について昭島市長に要請を行います。
53日の憲法集会には、健康友の会が大型バスを用意して参加を呼びかけています。 
昭島革新懇 永川勝則