2018年5月31日木曜日

大島

“語り合う” “語り継ぐ”を大切に
 「平和と憲法を語る大島の会」(九条の会)が呼びかけて結成した、「守ろう平和憲法 大島連絡会」を中心に活動しています。
 大島には駅も繁華街もないので、路上で手作りの旗と横断幕(53日の有明・憲法集会のプラカード・コンクールで入賞!)を立てて街頭宣伝を数回実施しました。
 車椅子に座ってマイクを握った仲間は、80年以上の人生の体験から、平和の尊さを切々と語りました。“大島の宝”『大島憲章』(戦後、日本国憲法に先がけて島民自らの手で作った憲法)を語り、先人たちの平和への熱い思いを引き継いで行こうと訴えた仲間もいました。
 車上から手を振る人、車を止めて話しかけてくる人など、とても良い反応です。行動にはいつも20人前後の仲間が張り切って参加。宣伝と旗持ち以外の人たちは、署名用紙と連絡会が作成したチラシ(3500部の新聞にも折り込み)を手に戸別訪問です。
 はじめ、「署名はしない」と言っていた人が、戦争当時の辛い体験を語り合う中で、「やっぱり平和が一番だね。戦争はイヤだ。署名するよ」と署名に応じるなど、対話しながら署名活動が進められています。
 連絡会では、署名活動を通じて多くの人たちと平和憲法についての対話をすることを大切にして、署名活動の体験交流をしています。有権者の3割にあたる2000筆が目標ですが、53日現在の署名数は1650筆となりました。
 署名数の目標達成と同時に、島民と語り合い、平和への熱い思いを引き継いでいく活動を続けていこうと思います。
        「平和と憲法を語る大島の会」代表 中田 保

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