2010年8月27日金曜日

なくそう核兵器 日本と世界の宗教者ニューヨークに集う

NPT会議・国際行動に参加して  
                                                            奥田靖二(浅川金毘羅神社宮司、東京革新懇世話人)
核兵器は大神等の赦すところにあらず
2010年5月2日、国連チャーチセンターにおける多宗教合同集会と、同4日、M・ルーサー労働会館での日本宗 平協主催「非核の世界をめざす宗教者の集い」は、NPT関連行事のみならず、世界の宗教者の活動上でも歴史的なものだったといえましょう。とりわけ、日本から、仏教、キリスト教、天理教、神道の宗派が参加し、他国から来たユダヤ教、イスラム教などの宗派とも共同して、核廃絶にむけての活動をしました。
私は前者の集会で、開会後すぐ「核不拡散および廃絶祈願祝詞(のりと)」を奏上する任務を与えられました。祝詞文の中で「核兵器の存在と使用は・・・神々をも恐れぬ大罪にして大神たちの赦すところにあらず・・・」(下記祝詞文)と延べ大神たちの大前に核廃絶を誓いました。
世界の宗教者は、僧の打ち鳴らす「南無妙法蓮華経」の団扇太鼓や音木の音も高らかに、ギターやピアニカ、歌声も響かせて、国連本部前まで行進して注目されました。
国連事務総長が「将来、核兵器のない世の中が来たとき感謝されるのはあなたたちです」と述べられたことに感動しました。
私も重要な役割をいただき、私自身の人生の歴史に残る日々であったと感じました。皆さんの今後に神の神徳が及びますよう、記念いたします。