2018年12月29日土曜日

11月24日

町田シンポ「市民&野党 さようなら安倍政権」に500
立民手塚-共産吉良-国民伊藤の3議員参加
11月24日、まちだ市民連合は「市民と各野党が一同に集まり、野党の共闘と安倍政権の退陣を!」の立場でシンポジウムを開催し、500人が参加しました。 
最初に 主催者代表・藤井石根さん(明治大学名誉教授)より「政治的無関心が広がり、このままでは民主主義をこわす。民主主義を守るために市民と野党は共闘しよう。今の安倍政治に終止符を打とう」との開会挨拶。茨城から駆けつけた二見伸明元公明党副委員長は「公明党はもう平和の党でも福祉の党でもなくなってしまった。自公を分断するには一つの党では出来ない。野党は結束して次の参院選に勝とう」との連帯の挨拶があり、会場から盛んな拍手で応えました。
  次に市民から、「町田南地域九条の会」はニュースが61号になった等、「九条町田」からはカメジローの上映等の報告。「さよなら原発町田の会」は、11年からの月例署名活動は82回、今後も続ける決意表明。「原発事故を考える町田市民の会」は学びつつ活動しているとの発言。 
清水竹人桜美林大学教授は、「桜美林大学は平和憲法と同時期に設立された。平和と民主主義を守るためには闘わなければならない。政治は与えられたものではない。私たちが力をつけていくべきだし、野党がひ弱なら国民が育てよう」と 国民主権を強調する訴えは 私たちの胸にひびきました。
山本太郎参議院議員、糸数けいこ参議院議員氏からの「共に頑張ろう」との 力強いメッセージに 参加者全員が大きな拍手で応えました。

後半のシンポジウムでは、コーディネーターの山口二郎法政大学教授より「ウソで都合の良い政策を続ける安倍政権は、今や内政・外交とも八方手詰まりで暴走を続け、国会のチェック機能がきかない。独裁と戦争反対、個人の尊厳を尊重する『リベラル』として、野党は統一し本気で闘うべき」との話があり、その後、手塚よしお立憲民主党衆院議員、吉良よし子共産党参院議員、伊藤しゅんすけ国民民主党衆院議員に、①臨時国会をいかに闘っているか②参議院選にどう臨むか③野党共闘についての三つの質問。順に発言しました。
 
手塚よしお議員 
①都連副会長をしている。安倍政権は国会召集が遅いのに外遊ばかりで国会のあり方を無視。その上 入管法の中身はスカスカなのに期限内におし通そうとしている。
②参院選では 東京で2名たてたい。自公の三分の二を壊す。「消費税増税に反対」で、党が検討中。
③政策をはっきりさせアピールすべき。財源も含めた準備も必要。枝野氏が米国サンダース氏に会いに行ったのもその一環。政策では大同小異はあるが、野党は いかにゆるやかにまとまるかだ。

吉良よし子議員
①安倍内閣の横暴を許さない。国会内で野党は共闘している。偽造・ねつ造・安倍晋三と言っている。
②憲法改悪阻止。消費税増税ストップ。増税すれば景気が落ち込むのは自明の理。ブラック企業を追及していく。個人の尊厳、国民の生活を守っていく政策が必要。
③野党共闘は必要。安倍政権を倒すため、あきらめないで声を上げ続けよう。手をつなぐ人を増やそう。

伊藤しゅんすけ議員 
①安倍政権は不透明な政治をしている。一貫して自民党に代わる政治をめざす。憲法は専守防衛のスタンス。
②参院選では消費税もあるが、 反原発や復興税、自然エネルギーを中心としたエネルギー政策の推進を訴える。議員歳費削減、身を切る改革をしたいし、自分は被災地に募金をしている。他党とも協力して自公の三分の二を壊し、ねじれにする。
③政権交代をめざす受け皿になるよう努力したい。

幅広く 盛りだくさんで、市民、野党の発言に 熱意を感じた会でした。
3党の議員の発言では、「安倍政権に反対し、憲法や国民生活を守る」そのためには「野党共闘が必要」の点では、意見が一致していました。市民と野党の共闘の必要性を確信させる会であったし、舞台下の参加者の大きな拍手は それを望み後押しするという 自分たちの役割を表したものだったと思います。
問題は山積していても「最初の一歩」がスタートした良い集会になりました。 
町田革新懇事務局長 千田昇

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