2015年12月17日木曜日

  がんばる東京の農業
  人と土と野菜はトライアングル
      小寺理一さん(東京農民連副会長)

 東京都清瀬市下清戸で農業を営む小寺理一さんを訪問しました。理一さんは現在84歳、奥さんと息子さん夫婦と4人の専業農家、パート2人を加え、1.5ヘクタールで野菜を中心に農業を営んでいます。
清瀬市の四分の一弱が農地
小寺さんの主たる作物は、ジャガイモ、サツマイモ、里芋、ニンジン、白菜、大根などで36品目をつくっている。カブ、水菜、ホウレン草などは連作を避けながら、1.5ヘクタールを2ないし3回転させ、延べ3ないし4ヘクタール分を耕作しています。作物は直売所で販売し、販売価格はほとんど1100円、市場より安く販売しています。
清瀬市の農家戸数は、250軒、うち専業農家は84軒です。売り上げ、200万円以下が圧倒的で1000万円を超える農家はわずかです。TPPが批准され清瀬にも安い農作物が販売されることになれば、農家はそれこそ収入がなくなり維持できなくなるでしょう。東京農民連はTPP導入反対の立場で頑張っています。
野菜の気持ちが分かるように
 安全、安心、新鮮、美味しい野菜作りをモットーにしており、馬糞、鶏糞、米ぬか、魚粉、ワラ、籾殻を発酵させた堆肥で土づくりをしている。1回は殺虫剤をまくが、減農薬でやっており、東京都の減農薬の認定農家となっている。
 農業の喜びは、種を蒔いて土がひび割れして芽が出てくるときの喜び、そしてなんと言っても収穫するときの喜びだ。根菜類、サツマイモを掘って、大きなイモが5つも6つも出てくれば一瞬で疲れが吹き飛ぶ。名人になるには平均的に沢山とれる方法をあみ出す必要がある。80過ぎて野菜の気持ちが分かるようになった。野菜が、こうしたらどうなんだと何となく分かるようになった。作物を終日見ていることだ。人と土と野菜は三角関係だ。人間が野菜を育てる土づくりして、野菜が人間の寿命が長くする。土づくりは健康管理と同じだ。今は年を取るのを忘れている。最近は楽しくなってきた。安く売るのは悲しいが、年金生活者などが安い野菜に喜ぶのを見るのは楽しみで慰めだ。
体験農園
 体験農園を始めて3年目。生徒は現在50人、目標は100人だ。年間41000円を負担してもらっている。種、肥料を提供し、一緒に畝をたて、種を蒔き、一緒に育てている。1213人の応援部隊のサポーターも、畑の作業に入り手伝っている。体験農園の月間ニュースも発行している。安全、安心、新鮮、おいしい畑づくりをモットーにしている。1129日に秋の収穫祭をやり、85人が参加、副市長も挨拶に来た。
都市農業はこのままでは滅ぶ
 一部宅地並み課税を払っているが、あとの農地は生産緑地で税金は低くなっている。生産緑地は30年間売ることが出来なくなっており、売却した場合はさかのぼって利子含めて宅地並み課税を
支払うことになる。また、現在の所有者が死んだ場合は宅地並み課税となる。相続は兄弟での均等分割が原則であり、骨肉の争いが起き、大きな農家ほど大変だ。莫大な相続税も大きな負担だ。市街化地域では農業を追い出す仕組みになっている。都市農民の切実な要求に押されて、都市農業基本法が制定されたが、つくっただけで良くなると思うのは幻想だ。魂を入れなければだめだ。このままでは都市農業は滅んでしまう。

2015年12月1日火曜日

12月1日都議会開会日

東京都知事 舛添要一 殿
福祉、医療、保健、教育、雇用、中小企業対策を充実し、憲法を尊重する都政運営を行ってください
都知事室に向かって、「福祉、医療、教育、雇用、中小企業対策を充実せよ!」とコールする都議会開会日行動参加者
沖縄の翁長知事のように住民の立場に立った都政運営を行え!と、開会の挨拶をする東京地評森田議長。右は東京社保協の相川さん。
オスプレイの特殊部隊は横田に来るなと訴える岸本東京平和委員会事務局長。右は尾崎共産党都議


2015年11月28日土曜日

11月26日

2000万署名にすぐ反応!
東商連・東京自治労連・都教組・東京革新懇の弁士が訴え
11月26日、巣鴨駅、上野駅、本郷3丁目
11月26日、巣鴨~上野~本郷3丁目のコースで、戦争法廃止と2000万署名の訴えを行いました。弁士は工藤東商連事務局長、喜入東京自治労連書記長、平間都教組執行委委員、松元東京革新懇代表世話人。上野駅前で、2000万署名用紙が印刷してあるチラシを配ったところ、しばらくして記名された署名用紙をわざわざ宣伝カーまで届けてくれた人がいました。巣鴨駅では、大きな声で「がんばって!」のかけ声があり、本郷3丁目では、宣伝カーの横幕の文言に積極的な意見を寄せたり、また、資料として使ってほしいと毎日新聞のコピーをくれたりする人もいました。(写真上は左から工藤さん、喜入さん。上野駅マルイ前。下は本郷3丁目で訴える平間さん)        


        

2015年11月4日水曜日

東京革新懇代表世話人会開催

戦争法とのたたかい、国民連合政府について議論
 1019日、戦争法強行後の最初の東京革新懇代表世話人会を20人の参加で開催した。曽根・植木共産党都議との意見交換、共産党の国民連合政府についての申し入れと意見交換、戦争法とのたたかいについて議論を行った。 
共産党都議団との意見交換
曽根都議より舛添都政について報告。舛添知事は、戦争法について「国会で決めたこと」等同調、オスプレイ配備反対・地位協定改定には背を向け、社会保障については持続可能なものに作り替える必要がある、保育園待機児童解消に向け区市町村を支援する、新国立競技場では新たな計画を容認・整備費負担の全面協力、都立施設の整備費を引き続き縮減する等の答弁を行ったと指摘。また、都議会6会派で「安保関連法の廃止を求める提言」を発表し宣伝を行ったことを紹介。都議会6会派の共同や調布飛行場問題など意見交換を行った。 
国民連合政府の申し入れ
 若林共産党都委員長より「戦争法廃止の国民連合政府」の提案について、以下の点に触れつつ申し入れがあった。緊急に提案したのは早い段階から野党共同を求める声が広がっており、立憲主義の回復が求められること。重大課題での暫定政府構想は98825日付「赤旗」不和委員長インタビューなど以前から明らかにしており戦争法廃止以外でも原発、沖縄、消費税などで政策的な合意はできるのではないか。提案は衝撃を広げ、国民的関心事になり、「朝日」が社説で方向を支持し、「毎日」が大きく扱っている。共産党の政権参加への国民的な不安をなくすことが重要となっている。共産党へのアレスギーはこの四半世紀で大きく減りつつあるが、支配層の攻撃は国民の不安を増大させることに集中する。共産党はこれと正面からたたかう。政府が出来た時に支えるために労組・民主団体・政党が足腰を強めることが求められる。
 その後、意見交換。〇民主党は国民に信頼されてなく、一緒にやれとのこれだけの声を裏切ると後はない。〇1016日の5野党・団体との懇談を発展させる必要ある。〇内閣支持率下がってない、民主へのがっかり感引きずっている、中国・北朝鮮への反発ある、地域の話題になるようにしてほしい、民主党国会議員・元議員への働きかけ重要だ。〇戦争法賛成議員には入れない落選運動をすすめることだ、野党共同具体的に入っていく、国民に段取り示す必要ある。〇東久留米では一点共闘の発展を提案したら国保の差し押さえ問題など地域の一点共闘の代表に来てもらい議論しようとなった。〇草の根から運動広げないとできない、革新懇を本気で全地域につくる共同をすすめる必要がある。
最後に若林氏が質問に答えて発言、選挙協力は政権合意の上にどうするかになる、選挙はギブ&テイク、全戸配布チラシ出す、暫定政権の段階では統一的な運動体つくれない、違いを不問に付すと野合となる、安保問題は一致で協力し廃棄の課題は各党が運動をつくる、 
戦争法廃止、安倍政権打倒の取り組み議論
 今後の取り組みについて議論し左記の内容を確認した。
国民連合政府の申し入れを受けて、それを歓迎し今後の取り組みについてアピールを発表する。
総がかり行動実行委員会の行動提起を推進する。
戦争法の具体化・発動阻止を許さないたたかいをすすめる。
日本の歴史的岐路の情勢についての学習を重視する。世論を変える宣伝・署名を推進する。2000万署名を運動の柱に据える。
48地域に広がった共同を、戦争法廃止・安倍政権打倒に向けた共同により大きく幅広く発展させることをめざす。各地の動きを機敏に把握、交流を重視、東京革新懇FAXニュースで報道し推進を図る。
沖縄・脱原発・人間の安全保障(格差と貧困の是正)の課題を戦争法廃止と結合して推進する。
1127日の東京革新懇主催の「一点共闘から政治を変える共闘への発展に関するシンポジウム」を大きく成功させ、東京の共同の動きを広げる。
123日東京革新懇総会、3月事務局(室)長会議を、意志統一・交流の場として成功めざす。
53日の憲法集会への最大限の参加をめざす。
今後提起される大規模集会等に参加を一気に広げることをめざす。
違憲訴訟については、今後の提起を受けて取り組みを具体化する。
参議院選挙及び次の衆議院選挙の取り組みは情勢の動向と提起される課題を見ながら検討する。

10.10市民交流集会に1100人を超す参加

 横田基地もいらない!
   沖縄とともに声をあげよう!  
 1010日、福生市民会館と基地近くで集会とデモが行われました。午前中は基地巡りや映画「裂かれる海」(沖縄の闘い)、「ザ・思いやり」の上映。午後は、冒頭、天(SORA)による和太鼓演奏。ついで、雨宮処凜さんと若者のステージ「処凜さんといっしょに『戦争と平和』を語る」―「私が感じる戦争のリアル」「貧困と戦争の関係を考える」「どうする?これからの日本を」がありました。寉田一忠実行委員会事務局長が基調報告を行いました。組曲砂川をうたう合唱団の合唱などがありました。
「戦争する国への道」を許さず、横田基地の戦争機能強化に反対し、CV22オスプレイNO!基地撤去のたたかいを前進させよう!    寉田事務局長が基調報告       
今、変革の可能性が大きく開けようとしている
 寉田氏は、「2015919日を忘れるな。これからがたたかいだ。選挙に行こう!選挙で変えよう!安保法制=戦争法に反対した多くの国民は、新しいたたかいに向かって力強く動き出しています。『今、挫折感をもっている人はいない。反対運動を豊に発展させて国民多数の意思を国会の多数にし、そこに立つ政権を誕生させ、安保法を廃止し、閣議決定を撤回させる。歴史上初めての市民革命的『大改革』を市民とともに成し遂げよう』。これは、『安全保障保障関連法に反対する学者の会』が920日に行った記者会見での広渡清吾氏(日本学術会議前会長)の訴えです。こうした国民の切実な声を、『戦争法案の強行を許さない』と結束・共同してたたかった野党が、正面から受け止め、応えようとしています。日本の国が大きく変革されていく可能性が開けようとしています。」と、述べました。
使い勝手のよい横田基地に、CV22オスプレイと特殊作戦部隊を配備
 ついで、寉田氏は、「都民・国民の頭上で日常的に戦争訓練が続けられている異常性」と「新しい日米防衛協力の指針(新ガイドライン)の具体化→CV22オスプレイと特殊作戦部隊の横田基地配備」を、指摘し、「「日本の宝・世界の宝 九条の輝きをよみがえらせよう」、「あすを担う若者・首都圏の仲間とともに、CV22オスプレイの配備を絶対に許さない強大な共同をつくり出そう」と、訴えました。

オスプレイ来るな!戦争法廃止!沖縄とともにたたかおう!とデモ
(デモの先頭に立つ雨宮処凛さん、その横うしろ、紫野明日香さん)
 終了後、横田基地の第5ゲート前から国道16号線を福生駅近くの公園まで、「横田を返せ!オスプレイ来るな!戦争法廃止!」「辺野古新基地反対!沖縄とともにたたかおう!」と元気にコールしながら行進し、市民にアピールしました。写真は、出発前の第1てい団。紫野明日香さんが第1てい団の宣伝カーでコールを行いました。雨宮さんが第1てい団の先頭に。以下第2、第3、第4てい団。横田基地の横を通る国道16号線を青梅駅近くまで4てい団で、デモを行いました。    
                      (デモの第4てい団)

2015年10月1日木曜日

9月26日の世話人会特別発言

幅広く多く集まれるよう配慮し、1600人
菊池紘(練馬革新懇)
 5月に革新懇で最大規模のパレードをと話し合ったのがはじまり。労連、区労協、区職の三団体が一致して呼びかけた。毎日・東京新聞に折り込み。6党派が練馬駅で共同宣伝。。91日はすごい雨にもかかわらず軒下に宿って帰らず1600人の参加。ピースナイトナインなどが「私はこう思う」と発言したのが良かった。団体旗は真ん中でなくまわりに。異なる人、違う文化の人が集まり、みんな自信を持った。それぞれの条件の中でもっとも幅広く集まるようにした。

市民の平和の願いを励ますような取り組みや発言
磯崎四郎(日野革新懇)
 「日野の会」は、3月末に呼びかけた。7600人、823650人のパレード。3分の2以上は個人・家族連れ。署名3332筆。3つの高校前で、上から目線でなく高校生の言葉も入れたチラシを配布。だいじにしたのは、市民の平和の願いを励ますような取り組みや発言を行うようにした。募金は70万。宣伝も99日から連続で三駅宣伝。広がった市民の力をどう生かしていくか。月三回の9の日宣伝、131日には1100人の会場で集会パレード。

2015年9月2日水曜日

  共・民・社民・維新等6会派が
  初めて共同宣伝       府中  
 815日、午後4時、府中けやき並木フォーリス前で党派をこえて市議のみなさんが「戦争立法」廃案へ共同してアピールを行いました。戦後70年という節目の終戦記念日に実現、府中では初めてです。 
共産党、民主党、社民党、日本維新、生活者ネット、リベラルの6会派9市議と民主の小山くにひこ都議の皆さんが訴えました。
23日には「アベNO!府中」第4回アピール行動。フォーリス前で90名が参加。パネル展示、憲法紙芝居、一言メッセージ、ライブ、スタンディング、自転車パレードなど今回も多彩に「戦争立法」反対、「アベ政権許さない」などとアピールしました。飛び入りリレートークには何人かもマイクを握って「私も安保法制反対です」などと訴えました。

30日は、午前11時から府中駅デッキで「830国会10万人包囲」に呼応する「府中市民怒りのスタンディング」が80名の参加で取り組まれ、二人のお子さんを連れたお母さんが「国会までは無理だが戦争法案も原発再稼働も絶対許せないと駆けつけました」と訴え。コールを行い、包囲行動参加者は元気に国会に向かいました。
  60年安保以来の320人のパレード 昭島
 戦争立法許さない!総がかり昭島市民の会は、726日、猛暑の中、320人の市民が参加し、「市民集会・市民パレード」を成功させ、昭島における、「戦争立法」の廃案に向けての戦いの大きな出発点となりました。集会では、医師や弁護士などのスピーチを始め、日本共産党、社民党、生活者ネットの市議会議員も「戦争立法」は絶対に許さないの決意表明がありました。総がかり市民の会では、9月中旬が大きな山場となりますが、参議院での強行採決や「60日条項」を使っての衆議院での強行を絶対に許さない戦いを、草の根の市民運動で多くの市民に呼びかけようと、昭島駅頭での宣伝署名行動に取り組んでいます。毎回30人以上の参加で、市民の関心も強まっています。827日、94日、12日は午後4時~6時の2時間宣伝署名行動を行います。9月3日には、渡辺 治一橋大学名誉教授を講師に、「なぜ安倍さんは戦争をしたがるの?」「違憲の戦争法案・廃案への道」と題しての学習講演会を120名の参加規模で開催します。
  空前の草の根集会・パレード 江東 
 7月25日 猿江公園で「戦争法案ぶっ潰せ江東行動」の集会が開かれ、地域や職場から駆け付けた900名を超える空前の参加でした。
パレードに先立つ集会で主催者を代表して、宇都宮健児代表呼びかけ人が挨拶し、その冒頭で来年度から江東区の中学生が使用する教科書について、侵略戦争を肯定する育鵬社・自由社の歴史・公民教科書が不採用になったことが報告され拍手に包まれました。
 「戦争法案は、違憲法案で廃案しかない。安倍政権を倒し、退陣に追い込もう」と呼びかけました。リレートーク1113名がそれぞれの思いや廃案への決意を語りました。
 集会後のパレードは亀戸コースと東陽コースの2コース。亀戸コースの先頭を行く宣伝カーからは小学校2年生の明るいテンポのいいアピールがリードしました。子供を肩車したお父さん親子や浴衣姿の女性など、沿道から寄せられる声援、飛び入り参加者も。

 「戦争法案撤回せよ!」「憲法9条を守れ」「命と暮らしを守れ」のアピールが響きわたりました。
「NO!安保法制 東村山議員の会」
 毎木曜日に宣伝     東村山
7月4日に結成した、日本共産党、ともに生きよう!ネットワーク、草の根市民クラブ、民主党、市民自治の会12市議による「NO!安保法制 東村山議員の会」は、市民の応援もあり、毎週木曜日に、40人規模で宣伝を行うようになっています。
一方「ふたたび戦争する国にさせない東村山連絡会」は、70回目の敗戦の日である815日、午後4時から6時までの2時間、西武線久米川駅前で「戦争法案」の廃案を求めてロングラン宣伝を行いました。各地域の9条の会、新婦人のみなさん、革新懇など11人がそれぞれ発言。参加者はのべ50人、署名115筆、チラシ650枚を配布しシール投票は戦争法案反対が92人、賛成が2人。親子づれ、赤ちゃんを抱く若い夫婦、青年たちなど多くの市民が足をとめ署名しシール投票で意志を示しました。(写真は、8月15日の久米川駅での宣伝)
  


中学生、「友達をさそって、ビラまきに来てもいいですか?」       大田 
戦争法案は、国会で審議が進めば進むほど、憲法に違反することが明らかになり、アメリカの戦争に日本が参加していくことが次々に明らかになってきています。戦争法案廃案、内閣打倒の声は、日々高まっています。
826日、蒲田駅西口で、宣伝・署名行動を行い、11団体34名が参加。署名54筆、ビラ800枚配布。
この日の行動に友達3人をつれて、中学生が参加。前日他団体の宣伝時、「本当に戦争になるの?」、他の中学生が「集団的自衛権で、アメリカの戦争に日本は参加させられるよ」と議論になり、あすも宣伝をやっていると言うと、「友達を誘って宣伝に来ていいですか」という問いかけがありました。中学生も戦争反対の声をあげ行動に立ち上がる状況です。

大田では共産・民主有志・無所属15区議が戦争法廃案、慎重審議は19区議にのぼります。国会の会期もあと少しになり最後のたたかいに入りました。9月も総力をあげて宣伝・署名行動、国会行動を強めます。

2015年7月28日火曜日

戦争法反対!全都で広がる共同のとりくみ

 幅広い共同・協力が進む!
 1350人のパレード  7月1日   練馬
 練馬では、「戦争法案ストップ」を一致点に、かつてなかった共同が広がっています。
 一つは、政治的課題ではほとんど統一行動がなかった労働3団体が、安倍内閣の暴走と戦争法反対の一点で共闘することになったことです。労働3団体の呼びかけで、71日に、「戦争法NO!ねりま集会&パレード」が、かつてない1350名の規模にまで膨らみ大成功しました。原発反対の市民運動や「9条の会」その他宗教者を含む多くの市民団体が合流し、2万枚を超す新聞折り込みを見て参加した方など、パレードの列がどんどん膨らみました。実行委員会では、絶対廃案をめざして第二弾の集会&パレードを実施することを確認しました。
 もう一つは、区議会議員の共同です。超党派の戦争法反対の駅頭演説がすでに3回も行われ、7月1日では、市民の声ねりま、生活者ネットワーク、共産党、新社会党、社民党、民主党が、前区議とも合わせ20名を超えました。議会の中でも、共産党をはじめ5会派13人の超党派で意見書が共同提案されました。
 こうした新たな共同の広がりをさらに発展させるべく練馬革新懇としても奮闘します。

 子どもたち先頭に600人のパレード 
              7月5日 日野
史上最高の1000人をめざした日野の7・5ピースパレードには、600人以上が参加し、沿道からの激励を含めて900人が「戦争はいやだ、平和憲法守れ」の声をあげました。先頭には、元気な小学生が大声でコールしながら行進し、乳母車の赤ちゃんから最高齢は92歳の方まで、世代を超え、思想信条の違いを超えて参加しました。
参加者からは、「楽しかった」「勇気をもらった」という感想をいただき、元気がでるパレードになったという点で、大成功だったと思います。500人を越える市民の皆さんから賛同をいただき、493人の連名で5万枚のチラシを出し、多くの市民に平和の共同を広げてきた、手作りの運動の成果です。
8月23日には、第2回目のピースパレードを行います。チラシを10万枚印刷し、全戸に届けます。チラシの裏には、7・5ピースパレードで採択したアピールをもとに、日野市民の平和の願いを安倍首相と国会に届ける署名を印刷し、大規模に全市民に呼びかけてすすめます。
  
「たちかわ大行進」昨年の倍のに1000人 
           7月19日 立川
 719日(日)、「ゆるすな!戦争する国 7.19たちかわ大行進」には、猛暑に負けず1000人が集まりました。インターネットを見ての参加や思いもよらない人の参加もあり、昨年の「大行進」の倍の参加者でした。また、青年、子連れの参加者が目立ちました。労連、土建、民医連、市民の広場・憲法の会などの分野別と、共産党・生活者ネット・みどりの党市議会議員のリレートーク、集会決議採択の後、市内をパレード。若者のコーラーや鼓笛隊も賑やかに加わり、沿道の人たちからも、コールの唱和や拍手、手を振る人が多く、安倍政権の暴走に怒りや懸念を感じている人が多いと強く実感できました。

とめよう戦争法案!
区民集会・パレードに400人余 7月5日北区
 そうががり実行委員会の北区版が呼びかけとなり、6月上旬に「とめよう戦争法案!北区民集会実行委員会」が結成されました。75日、日曜日の午後、北区民集会には、王子駅前公園に400人を超える市民がつどい、戦争法案反対、平和を守れとコールしました。集会では、新社会党区議1人、民主党区議1人、共産党区議9人、曽根共産党都議の全員が発言、大いに盛り上がりました。今後の行動については現在検討中です。
 北区では「特定秘密保護法廃止北区アクション」が結成され、毎月6日に赤羽駅で宣伝、20歳~40歳の若者中心に毎回少なくとも50人ぐらい、多いときには7080人が参加しています。そのメンバーも区民集会に合流しました。
 710日には、北9条の会が、五十嵐仁元法政大教授講師に「安倍政権と集団的自衛権」をテーマに講演会を開催、100人が参加し、確信と展望、力をもらったと大好評でした。

これまでの最高の
 360人でパレード 7月12日 中野区
アベ政治を許さない!全国で一斉に 中野駅北口7/18
「戦争やだね!7.12中野パレード」は、進むうちに参加者が増え続け、解散地点では過去最高の参加者になりました。民主党、共産党の都議・区議や無所属の区議が参加したこと、若い人たちの参加が目立ち、先頭の横断幕を青年たちが持つなど、新たな発展が見られました。
昨年6月に区内の大学教授や弁護士、映画監督など10氏の呼びかけで、「秘密保護法廃止、集団的自衛権の行使容認反対」「戦争する国を許さない『中野共同行動』」が結成されました。以来区民向けアピールチラシ8万枚作成して活用し、集会とパレードを繰り返してきました。これまでの枠を超えて参加しやすくするために「意見交換会」を開き、「中野共同行動」主催から、「実行委員会」主催に変え、タイトルも新たにするなどの工夫を重ねました。これまで4回のパレードを重ねましたが、回を重ねるごとに参加者が増えてきました。
7月18日の「アベ政治を許さない」中野駅北口集会には120人が参加。ネットや集会で参加を呼びかけ、予想を超える人々がいっせいアピールをしました。

これまでの最高の350人パレード
       7月12日 東久留米
 昨年1223日の「憲法共同行動」パレードは百人、その後、革新懇の会議で共同を広げようと議論し、民主・社民・自治市民フォーラムや連合労組、教会等にも働きかけ、今年516日には、130人のパレード。しかし、実際にこの時に参加を約束した政党は共産・社民だけ。この反省と今後の運動をどうするか、67日に相談会を行ったところ市民自治フォーラムの2人の市議が参加し、この場で、「戦争はいや!声をあげよう実行委員会」として712日のパレードを成功させよう、賛同者を広げてビラに氏名を載せようと決め取り組みました。瞬く間に300人以上の賛同者が集まり、当日は350人が参加。集会では、若い母親、佐藤学学習院大教授ら12人が自分の思いを率直に2分間発言。共産、社民、自治市民ファーラムの全議員が参加しそれぞれ代表が挨拶。戦争法案は許さないと、大きく盛り上がる集会となり、駅近くの公園まで、パレード。

戦争はだめ!パレードに285人 
   7月26日 昭島
 「戦争立法許さない‼総がかり昭島市民の会」が呼びかけた「昭島市民集会&パレード」が7月26日(日)市内朝日町中神公園で285名が参加して開催されました。集会では各団体の代表がリレートーク。共産党、社民党、生活者ネットの各市議が「戦争立法反対、法案は廃案」にと一致点での議会内外で共同して闘う決意表明。参加者は、パレードで9条守れ、安倍は即時退陣、戦争法案反対と市民に呼びかけました。

かつてない共同の広がり
こがねいピースアクション2015
 7月11日 小金井
 516日、「こがねいピースアクション・キックオフ集会」に93人が参加、戦争法案阻止の一点共闘「こがねいピースアクション2015」が活動を開始しました。
 623日の市議会本会議で、「憲法違反の『安保法案』を撤回することを求める意見書」が、市議24人中、共産党、民主党、リベラル保守の会、生活者ネットワークなど7会派13人の賛成多数で可決しました。
 ピースアクション2015には、共産党、民主党、社民党、生活者ネットワーク、緑・市民自治こがねい、情報公開こがねい、9条の会・こがねい、革新懇や年金者組合など21団体と77人の個人が賛同しており、今までにない規模の一点共闘が広がっています。
 7718時~20時、武蔵小金井駅南口広場で、約100人で「七夕パフォーマンス」、楽器演奏、リレートーク、シール投票、短冊に願いごとを書いてもらい笹につるすなど、楽しい取り組みでした。
 711日、これまでにない人々の参加で約300人のピースパレードが行われました。
 毎週水・木曜日に駅頭宣伝。今後の取り組みも検討中です。
 隔週でニュース発行、資金活動として缶バッチ・胸バッチ販売。個人賛助金1000円、団体3000円で運営しています。

違憲の「安保法案」は廃案に!
党派を超えて400人が集う 7月12日 荒川
 7月12日「『安保法案』は違憲、廃案に」の一点で共同行動を起こそうと共産党の女性議員の働きかけで、共産党、民主党、元自民党区議、宗教者、学者などを含む多くの区民が呼びかけ人となってつくられた「オールあらかわアクション」が行動。短期間の呼びかけではありましたが、当日の区役所前公園での集会に400人が参加。各党の代表・区議会会派が「国民の共同行動を広げ違憲の『安保法案』は何としても廃案にさせよう」と訴えました。その後、参加者がリレーピーストークで発言。集会後、町屋駅前まで元気よくパレード。小さいお子さんを連れた親子づれも飛び入りでパレードに参加。また沿道から多くの声援も寄せられました。
 パレード終了後も駅頭で宣伝署名活動を展開しました。

  守り抜こう憲法9条!
  パレードに220人 7月11日 小平  

 降り続いた雨も止み、真夏の太陽が照りつけるなか、711日、小平で戦争法案反対の集会・パレードが行われました。集会では、呼びかけ人を代表して宗教家の山崎龍明さんがあいさつ。続いて橋本久雄(緑の党)、日向美砂子、佐藤悦子、平野ひろみ(生活者ネットワーク)、竹井ようこ(無所属)、細谷正、きせ恵美子、木村まゆみ、佐藤充(日本共産党)の各参加市議が並んで立ち、会派代表がそれぞれの立場から戦争法案の今国会での強行採決に反対の意思を込めてあいさつしました

「戦争はゴメン!!まちだ市民連絡会」 講演会550人、市民デモ300人5月24日町田  

5月24日(日)町田市民ホールで“守ろう!!「戦争しない国・日本」”と題して、元外務省国際情報局長・孫崎享さんの講演会を催し、550人が参加。内容の濃い講演を受けて、「まちだ市民連絡会」を超党派で発足させました。続いて6月20日(土)に「まちだ市民デモ」を行い、300人を超える市民が参加し、出発前集会でも若者や子育てネットなどの人たちがスピーチし、デモでは、ドラムのリズムに合わせて「戦争法案絶対反対」「安倍政権は今すぐやめろ」など、コールを続けて市民にアピールしました。
連絡会の会議や打ち合わせを重ねて、7月2516時~17時に、市内各駅など8ヵ所で一斉宣伝・シール投票。8月2日14時からポプリホール鶴川で「戦場の現実と戦争法案」伊藤和子弁護士の講演会。8月6日パネルディスカッション「マイナンバーでなにが変わる?」を、町田革新懇独自に行う。

大きく合流しあった杉並行動7月12日杉並  
 NOWAR杉並主催の7月12日統一宣伝行動の準備が進められている中、超党派の17名の区議によって「違憲立法に反対する杉並区議会議員有志の会」(共産党、社民党、民主党、生活者ネット、無所属など)を立ち上げ連続的に駅頭宣伝を実施、また、杉並の若者たちはJUBILEEを立ち上げ、独自の宣伝行動を実施し、12日には短期間の取り組みにもかかわらず、若者デモを120名以上の参加で成功させました。NOWAR杉並に参加している革新懇、9条の会、千人委員会、秘密保護法に反対する杉並アピールの会などによる夕方4時から6時までの2時間の中央線高円寺、荻窪など4駅7ヶ所の宣伝では、のべ183名が参加、独自チラシを3590枚配布、署名563筆、カンパ2万4656円、シール投票2ヶ所で集団的自衛権賛成11、反対221、安倍支持12、支持しない214。超党派の区議会議員も各駅をまわり、通行人からの飛び入りスピーチも、若者も年配者も一緒になって、運動が大きく合流しあった一日に。

 区民集会に350名余  6月25日 世田谷
6月25日(木)、世田谷区在住、在勤32氏の呼びかけで、「戦争法を許すな!集団的自衛権反対!戦争する国づくりNO! 6・25世田谷区民集会」が行われ、世田谷区役所中庭広場に350名を超える人が集まりました。
集会は、呼びかけ人の中村重美氏(世田谷地区労議長)と上田定男氏(世田谷区労連議長)の二人が司会を務め、花輪不二男氏(「生かそう憲法!今こそ九条を!世田谷の会」代表)が呼びかけ人を代表して挨拶を行いました。
来賓挨拶では、保坂展人氏(世田谷区長)が戦争法案反対の立場からスピーチするなど、注目を集めました。また、集会アピールの提起は19歳の青年が行い、新鮮さを振りまきました。集会終了後、三軒茶屋までアピール行進を行い、各々のプラカードやデコレーションを持ち、沿道にアピールしました。