2020年7月22日水曜日

都知事選、質的に発展した市民と野党の共闘

7区 中野
      中野革新懇事務局長 江田 徹
6月21日、中野駅北口で宇都宮けんじ候補の演説会が行われ、立憲民主党の長妻昭代表代行、共産党の小池晃書記局長、社民党の福島瑞穂党首、無所属の小川淳也衆議院議員が並んだ。司会者が「蜜を避けて」と何度も呼びかけたが、聴衆はどんどん増えて密は避けようもなかった。
もっとも嬉しかったのは、長妻さんと小池さん、福島さんが「自己責任」と新自由主義を批判し、この政治と社会のあり方を変えようと訴えたこと、3党の底流が一致したことだった。政策をさらに発展させ、政治変える大きな力になることを確信した。
中野では2015年に「安保法制の廃止を目指す中野アピール実行委員会」を立ち上げ、政党も参加して毎月2回中野駅で宣伝行動を継続してきた。これにより、その時々
の課題に即応できるようになり、衆院選でも区長選でも勝利できるようになった。
5月19日、「コロナ」で自粛していた「中野アピール」の宣伝行動を再開した。その場で都知事選をたたかう市民組織の立ち上げを相談し、6月6日「都政を変えよう!中野の会」を発足させた。さらに、16日には中野と渋谷を結ぶ「しぶなか市民連」を立ち上げ、立憲民主党の西澤けいた都議、日本共産党の谷川智行都委員会副委員長が決意を述べた。
「中野の会」は独自に10類のプラスターをつくり、のぼりを立てて、各駅頭でスタンディングとビラ配りを中心に活動したが、これには毎回立憲・共産両党の都議・区議や地区委員長が参加し、30を超える人々でにぎやかに宣伝した。これらの活動を通じて市民と政党の共闘があたりまえの活動として定着してきた。ネットで配信している「中野の会ニュース」は、選挙後も含めて№24に達した。
開票2日後の14日に開いた会議で、宇都宮さんの生き方や考え方をもっと知りたいという要望に応え、8月1日午後2時から「うつけんzoomトークライブ」を開くことが決まった。宇都宮さんを知らない若い人たちにぜひ見てもらいたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿