2020年7月22日水曜日

都知事選、質的に発展した市民と野党の共闘

4区大田区 
        大田革新懇事務局長 野本春吉

  昨年、市民と野党の共闘で大田区長選挙をたたかった経験、教訓を生かし、都知事選・都議補選を市民と野党の共闘でたたかうことを、南部1000人委員会と大田革新懇が、政党・会派と市民団体、個人に呼びかけ、「大田区民の声を都政に届ける会」(選対本部)を結成し選挙をたたかいました。
 「会」の目的は、市民と野党が団結して心を一つにし、①都知事選の統一を願い、統一候補の勝利めざしてたたかうこと、②都議補選・立憲民主党公認候補を統一候補として勝利めざしてたたかうこと。
 この「会」には、立憲民主党、共産党、社民党、新社会党、フェアな民主主義と市民団体、個人が参加しました。
 「会」は、都議補選の政策づくりを進め、政党・会派と市民団体、個人が参加し、みんなで短時間で練り上げつくることが出来ました。この政策を立憲民主党の号外で区民に訴えました。
 「会」は選対会議を開き、選挙方針を確立し、政党・会派と市民団体が共同して宣伝戦、組織戦にのぞみました。告示前の事前宣伝では、宇都宮けんじビラ5万枚、松木かりんビラ28万枚の配布を分担して行いました。公営掲示板577カ所も政党・会派と市民団体が分担しはりだすことが出来ました。宣伝カーによる宣伝も、告示前は6台を毎日運行、本番は、立憲民主党が候補者カー、日本共産党と市民団体が政連カー(立憲民主党の都本部の名前の宣伝カー)で区民に「知事はけんじ」「都議はかりん」の支援を訴えました。街頭宣伝では、宇都宮けんじ・松木かりんの合同演説を1000人を上回り大きな成功をさせることが出来ました。
 このように、今度の2つの選挙は、市民と野党の本気の共闘を、心を一つしてたたかい、残念な結果ですが、大きな財産を生みました。更に前進させるために、革新懇の拡大強化、質的前進が今日の情勢が求められていることを感じました。

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