10・19総がかり行動 国会議員会館前に700人
新たな戦前にするな!大軍拡、スパイ防止法反対!
10月19日の総がかり行動は、国会議員会館前で午後2時開会。ここまで迫ってきた危機!をはねのけようと700人が参加。司会菱山南帆子さん。
◆主催者挨拶:小田川義和さん
危険な情勢、取り組み強めよう!
<政党かから>
◆吉良よし子さん(共産・参)維新の公約、企業団体献金禁止はどこへ
公明党が政権離脱して、自民と維新連立。維新は議員定数の削減を連立の絶対条件。これは民意切り捨てを意味する。大阪では定数削減を強めた結果多くの選挙区が1人区となり、維新独裁に。さらに維新は比例区の削減を求めているが、これはまさにマイノリティの切り捨てだ。維新の公約だった企業団体献金禁止はどこへ。自民党は選挙で禊は済んだとしている。野党は消費税減税で共闘できるはず。医療費4兆円削減などとんでもない。暮らしを守るために大軍拡阻止、デマと差別を許さない。人を傷つける政治を許さない。
◆福島みずほさんメッセージ(社民・参) 反ファッシズム統一戦線をつくろう!
高市政権成立の見通しに怒りでいっぱいです。維新、N党、参政党とも協力して極右政権ができる。反ファシズム統一戦線を作ろう。1995年の村山総理大臣談話では、侵略戦争と植民地支配へのお詫びと平和への決意が述べられていた。村山談話を引き継いでいきましょう。
◆韓国からメッセージ(日韓和解と平和プラットホーム) 希望を失わず前進しよう
新政権誕生から100日余りだが、旧勢力排除は容易ではない。北との対話もうまくいっていない。さらに米韓日による対ロ・朝協調行動が強化され、軍事的緊張が高まっている。世界的にも多くの地域で民主主義が脅かされており、日本でも極右政権の成立が見込まれている。しかし歴史は民衆が
圧政と闘い、正義と平和をかちとってきたことを示している。希望を失わず前進しよう。
<市民から>
◆柚木康子さん(日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク)
女性差別撤廃条約批准から今日で40年だが、日本の男女の平等は、女性の53%が非正規雇用で賃金は正規雇用でも男性の77%。103万円の壁を178万円に引き上げろというが、178万円でも自立はできない。すべて、企業の裁量とされる。女性総理実現で女性の状況がさらに悪化することを恐れる。
◆京都「祝園(ほうその)弾薬庫反対集会」実行委員長の呉羽真弓共同代表(電話中継)
陸自・祝園(ほうその)分屯地(精華町、京田辺市)に長射程ミサイル保管のための大型弾薬庫14棟の新設が計画され、今月にも造成工事が始まろうとしています。「私たちは二度と戦争をしたくない! 平和でこそ文化は香りたつ!~
平和と文化を創る祝園・全国大集会~」が精華町のけいはんな記念公園で行われ、2700人が参加しています。
◆杉原浩司さん(経済安保法に異議ありキャンペーン)スパイ防止法に反対する者はスパイ
デマと差別と排外主義を煮詰めた戦争準備法であるスパイ防止法を悲願とする統一教会と勝共連合は、私たちに注目している。この法案は1985年6月国家秘密法案として提出され、審議未了廃案となったが、ゾンビのように復活してきた。すでに統一教会は批判的な弁護士2人をスパイとするチラシ
を発行している。23年にイギリスで成立した国家安全保障法と同じものを作ろうとしているが、これは例えばプーチンが政権に反対する者をスパイとするのと同様な内容で、スパイ防止法に反対する者はスパイだということにもなりかねない。世界のどこの国にもあると彼らは言うが世界になくて日本にあるのが憲法9条だ。10月21日12:30~衆議院第一
議員会館第6会議室で院内集会、22日12:00~衆議院第一議員会館で市民と立憲野党の勉強会を行う(ネット中継あり)。11月中旬には鈴木エイトさんを招いて集会も計画している。本気になって取り組まないと危ない。
<行動提起>
◆菱山南帆子さん 私のところへは「菱山南帆子、スパイ防止法が通ったらお前は死刑だ」という脅しが来ている。闘いを広げ絶対に阻止しましょう
参加した大本久美さんによる写真と、石川康子さんによる記録メモでの行動の様子です。(伝言板編集部)戦争はいやだ調布市民の会「伝言板」1012号(2025年10月20日付)から転載
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