2015年3月8日日曜日

各会派保守層含めた共同で戦争法ストップ!

共同の力、NO WAR!安倍やめろ!に500人            杉並革新懇
秘密保護法時の教訓から、早期の取組みと、共同を進める
 杉並革新懇は、秘密保護法のたたかいの教訓から、早期の取り組みと共同を広げることを重視。2014年4月には、「戦争はいやです!6.1杉並学習・抗議集会&パレード」を6月1日に実施することを決め、可能な限り賛同団体の呼びかけ、申し入れを行いました。その結果、革新懇賛同団体以外の区職労や東京土建杉並なども含めた17団体の賛同を得ました。高田健さんの講演の後、会場から高円寺まで約100名の参加者でパレードを行い、区民にアピールしました。実質、革新懇の独自の提起で集会&パレードを実施したのは初めてでした。
NO WAR 杉並」の結成
 
その後、7月に九条の会
杉並連絡会、憲法ひろば、秘密保護法反対杉並アピールの会、杉並革新懇などの代表が集まり戦争に反対する共同について話し合いました。その時集まった9氏の呼びかけで8月に「戦争はイヤ!杉並宣言ネットワーク」(仮称)を開き、集団的自衛権行使容認、秘密保護法撤回などの課題で、区内の広範な人々を結集してどのような運動をすすめていくのかを論議しました。正式名称を「NO WAR 杉並」とし、デモ、集会、宣伝など活動計画に沿ってチームが作られ運動が具体化されていきました。これまでに、「NO WAR杉並」のロゴシールの作成普及、中野と共催で「NO WAR!安倍やめろ!」のデモ(500人、写真)、沖縄と連帯する学習集会の開催、「立ち上げ集会」(140名)を1115日に実施し「区民への呼びかけ」を確認。「戦争はいや 投票に行こう」との街頭宣伝の実施、2015年1月11日に学習会「集団的自衛権で私たちの生活は」(半田滋氏、120名)などを取り組んできました。現在、いっせい地方選挙に向け、日本会議などに所属する好戦的な議員の排除、投票率アップの取り組みを検討中。
さらに大きな共同に
 杉並のさまざまな市民運動が「NO WAR」の一点で結集し、運動をすすめてきましたが、これからさらに大きな運動にしていくために、市民運動・個人プラス、組合や団体、秘密保護法反対杉並アピールの会、秘密保護法廃止杉並区議員団連絡会(共産、生活者ネット、社民計14議員)などを含めた大きな共闘に発展させようとする動きも出てきています。保守的な部分にどう広げていくか、地域の特性を踏まえつつ実践的に探求していきたいと思っています。 (内藤利治)

自民・公明・共産もとより一人会派も賛同できるように             東村山革新懇
◎共同のとりくみと請願権行使
再び戦争する国にさせない東村山のとりくみ
 東村山では、「東村山9条の会」と各地域「9条の会」、新婦人支部、東京土建支部(「9条の会」も)、医療生協支部9条の会や革新懇がそれぞれ「憲法改悪許さない」とりくみを進めてきましたが、昨年7月の「集団的自衛権行使容認の閣議決定」によりたたかいの飛躍的な前進が求められました。
 「再び戦争する国にさせない連絡会(仮称)」は2014年1018日、「東村山9条の会」を軸に「安倍政権が狙う戦争するくにづくり=閣議決定後のたたかい」をテーマに小川杏子弁護士を迎えて100人が学習し、終了後は西武線久米川南北・東村山東口・新秋津南口で宣伝行動(写真、久米川駅南口)を実施し58人が参加しました。329日には、同様の組み立てで五十嵐仁さんを講師に迎え、学習・宣伝・署名行動にとりくみます。
憲法が保障する「請願権行使」のとりくみ
 東村山革新懇は、憲法を守るだけでなく”活用するとりくみ”として、請願権行使を進めてきました。20116月議会では、革新懇・新婦人が「TPP参加反対の意見書提出求める請願」を提出、その後JAも提出し全会一致で採択されました。
自民・公明・共産もとより一人会派も賛成できるように
 2013年と20149月定例会では、「オスプレイの横田基地配備反対」「横田基地飛来に反対」の意見書提出を求める請願がどちらも賛成多数で採択されました。請願は、「横田基地の近隣自治体として15万市民、7万世帯住民のいのちと安全をまもってほしい」の一点で文章をまとめ、「横田基地周辺対策市町連絡会の要請」に連動することを重視し、自民・公明・共産もとより一人会派も賛成できる工夫をしています。自民党会派の委員は、「会派内でも意見はわかれるが・・・」としながら賛成しています。「参議院選挙後に国民投票」が明らかにされた今日、憲法を活かす視点から「市民の安全をまもる」一点での共同を模索する点で意味があるのではないでしょうか。(砂山洋一) 

               



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